スランプに陥ってるよ

私がデビューしたら、私の作品だってあの頃のファンは気付いてくれるだろうか?今、狼男の話を書いてるんだけど、最初に書いてたのも狼男の話でした。私が初めてやったSNSで初めて書いたファンタジー短編小説。主人公は満月に狼男になってしまって記憶が消えるから悩んでる。だから人間に戻してもらう為に魔法使いの塔へ。

でも戻せないって言われて、それなら殺してください!って頼むんだけど、殺せなんて物騒な事を言うでない!と叱られる。魔法使いの弟子が懐いてしまったので、その弟子の修行の為に連れて行けと言われて冒険に出る。みたいな短編を書いたら、続き読みたいと言われて、続きはないですって言うと、始まったところに見えると。

弟子は封印の魔法使えるから、満月の夜だけ封印してくれるので、それで解決したからおしまいです。って言ってこのネタは狼男の映画を観てて、人間の時は良い人なのに殺されてしまったから、なんか納得出来なくて、この話を考えたと書いたら、狼男の映画を観てこんな発想を思い付くのは優しい性格だからすごいと褒められた。

今書いてる狼男はまた全然違う話だけど、そっちは美女と野獣に近いアレンジ。優しい性格の狼男が満月の夜に記憶が消えて悩んでる話だよ。前に書いてたのは変身前は人間の姿だったけど、今書いてるのは狼男の姿のままで満月の夜だけ人格交代するだけ。狼男のモチーフは好きなので、色んなバージョンで考えてあるんだけどね。

頭が良い司教のお兄さんも出て来るけど、最初はこの人を主人公に考えてたのに、このお兄さんが主人公だと先生からダメ出しされそうだなと思ったので、少し頭の悪い狼男の方を主人公にしてみた。頭が良過ぎる主人公は読者が感情移入しづらいからダメだと言われてる。先生のせいで私の書きたいように書けなくなってしまった。

でもお兄さんの思考をそのまま書くと、頭が良い人に見えなくなるので、狼男の思考を書いた方が良かったかなとは思う。お兄さんは真面目そうに見えてエロいって設定だけど、真面目なのでエロい事は絶対にしません。頭が良くても好きな女性の前では思考が猿になるって、某偉人も格言残してるし、エロシーンも少しだけ書いた。

エロシーンは狼男の方ですけどね。やってるところはカットしました。書く必要ないかなと思ったので、やりましたってわかる表現で終わらせた。タイプの違うワイルド系とインテリ系がヒロインを奪い合う感じ?と言うか譲り合ってる。お互いにヒロインが好きだけど、相手の事を褒め合ってて譲り合うから普通の恋愛小説と違う。

先生に読ませたらダメ出しされまくると思います。なんで好きな女を譲り合うんや?奪い合わせろ!と言われる気がする。狼男は自分が野獣だから、人間であるヒロインには似合わないと思ってる。ヒロインは狼男でも愛せると言うか、むしろ好みのタイプ。それがわかってるから本気で惚れてるけど、狼男に譲ろうとするお兄さん。

人間のお兄さんの方がヒロインとお似合いだと、狼男は思うんだけど、聖職者は関係を持ってはダメって戒律もあるし、なんだかむちゃくちゃな設定の話です。私の設定はいつもわけわかんない設定だけど、読んだらわかりやすいって読者からは言われてたよ。先生も口で説明した時はあかん!と言ってたのに書いたら読みやすいと。

多分、私は口で説明するのが苦手なんだ。だから文章で書いた方がわかりやすくなる。それも自覚してるので、人と口で話すのは実は嫌い。文章で話した方が想いを伝えやすい。これも私の脳の障害が原因だとは思うんだけど、理解してくれる人が少なくて悩んでる。ちなみに恋愛小説のつもりで書いてなくて差別をテーマにしてる。

差別問題をテーマにするのはやめとけ!と先生にも言われてるけど、私が一番書きたいテーマは差別なのに、なぜそれを書くなと言うのか?これもかなり口論になったけど、私自身が差別を受けてきた話を先生にもしたが、差別問題はデリケートなテーマなので、炎上する可能性が高いと言われた。炎上が怖くて好きな物は書けるか!

狼男だからって理由で、本当は優しい性格なのに迫害されてる。それを迫害せずに受け入れてくれたヒロインと元主人公のお兄さん。ヒロインの事は好きだし、お兄さんとも親友になる。好きなのに結婚を認めてもらえなくて、かけおちするけどヒロインは女王だから追い回されて…。元主人公のお兄さんとラストは対決するんだよ。

親友なのにお兄さんは立場上、狼男と対決しなきゃならない。どっちが勝つのか?みたいな感じでオチを考えてるけど、まだ最初の方しか書けてなくて、かけおちのシーンや対決のシーンは頭の中で考えてるだけです。先生に見せたら絶対にボロクソにこき下ろされて、ボツになりそうなネタだわ。応募出来ずにまたボツにされそう。

考えてる時は楽しいんだけど、先生からこき下ろされる事まで考えてしまう。もう先生はここにいないのに、もし先生に読ませたら…、って考えてしまう。あの学校に行かなかった方がスラスラ書けてた。行ってからスランプに陥るようになった。先生の暴言が頭の中でグルグル回って、私を苦しめ続けてる。それでも良い先生なの?

授業内容はタメになる話も1割あったけど、9割は役に立たない誹謗中傷を受けてた。その1割の情報の為に9割の誹謗中傷に耐えるのは辛いだけです。先生の意見はなるほどなって思えるのもあったけど、大半は古臭い考え方の押し付けだったり、ジャンプの編集者みたいに無理やりテコ入れして違う作風に変えられてしまうのが嫌だ。