近所を散策してました

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所持金800円くらいしかなかったけど、喫茶店を見つけたので、思い切って中に入りました。800円あれば何か一つくらいは注文出来るだろうと。レトロでアメリカンテイストなカフェですが、意外にも女性が1人で切り盛りしてます。なんか男性っぽい趣味のレイアウトだけどね(^_^;)まあ私もメンズファッションが好きなので、そう言う趣味の女性がいてもおかしくはない。

家の中に引きこもってると鬱になりそうだし、自殺願望も芽生えてくるので、カフェご飯にしたくなったんです。ストレス解消の為なので無駄遣いではありません。と言うかどうせ死ぬなら最後の晩餐として美味しい物食べてから死にたいです。この前から最後の晩餐的な美味しい物食べてたけど。但馬牛の焼肉定食とか但馬牛のハヤシライスとか。但馬牛ばっかりだな(^_^;)

メニューを見ると意外にも和食が多い感じでした。まあ、お年寄りや障害者の多い町だからね。よふど温泉が近いから観光客も来るかもしれないけど、民家の中に埋れた感じの場所だから、立地条件はあまり良くありません。知る人ぞ知る隠れ家的なカフェです。私はそう言う場所にあるカフェを見つけて入るのが好きですが、混雑した流行の店で若者が大勢いるのは苦手。

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店長の女性は障害等級1級みたいです。2級の私より重い障害を持っていますが、年中無休でお店をやってるらしくて働くのが生き甲斐なのかな?お客さんも私1人しかいなかったので、たくさんお喋りをしてくれました。混んでたら、こんな雑談も出来ないから、空いてる方が私としては有難い。コロナのせいでお客さんが減ってしまったのもあるだろうけど、田舎だからね。

注文してから厨房へ行く際に足を引きずってたので、何か障害があるのかと尋ねたら、10年前に蜘蛛膜下出血で生死の境を彷徨ったそうです。それまではヒップホップダンサーをやってたとか。近所の高校で4月からダンスの先生をやるはずだったのに、3月29日に蜘蛛膜下出血で倒れて入院して、11月に退院したそうです。7〜8ヶ月も病院暮らしなんて辛かっただろうな。

10年前の話なのについこないだみたいな話し方をしてました。旦那さんと娘さんは別の町で喫茶店やってるらしくて、旦那さんに会えなくて寂しくないの?と尋ねると、全然!って笑顔で言うから、亭主元気で留守が良いってやつですか?と言うと。そうそれ!ってそう言うもんなのか。でもお客さんと話すのは好きみたいで、今日も私と2時間くらいずっと喋ってました。

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そしてここに来たらみんな注文すると言う名物料理?のよふどうどんを食べました。よふどと書いてようどと読みますが、注文する際に間違えてよふどって読んじゃう(^_^;)もうね、ふって書いてあるとふって発音しちゃうんですよ、反射的にね?頭ではわかってはいるんです。人間ってもんは一度そうだと記憶してしまうとふはふとしか読めない生き物なんだから仕方ない。

小学生の時にふはふって習っちゃったんです。ゆう子叔母さんの家に届いてた郵便物の受取人の名前がゆふ子になってて、なんでゆふ子なの?と尋ねたら、役所に届ける時にお婆ちゃんがゆふ子って書いたから、ゆふ子で登録されてるけど、ゆう子って読むのよ?と母親に教わったけど、なんで役所の人はおかしいって気付かないの?って小学生の頃に疑問を抱きました(^_^;)

でもまあ、よふど温泉がようどと読むのを知ってる役所の人なら普通だと思うんじゃないですか?と言うかゆふ子が正しい名前だから、ゆう子叔母さんに年賀状出す時はゆふ子って書いた方が良い?と尋ねたら、ゆう子で届くからゆう子でええんや!と母親に言われました。どうでも良い思い出話ですが、よふど温泉って文字を見るたびに思い出すエピソードだったりする。