これわかる人いますか?

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『たのしいムーミン一家』という本、写真の222ページ目のシングミイのセリフの意味がわからなくて悩んでいます。シングミイとボブは変わった喋り方をするのですが、おそらく原作ではアルファベットを入れ替えているのでしょうけど、翻訳版だとひらがなを入れ替えて喋っていました。この翻訳者はどうも日本語がおかしくて、途中の描写も変な表現が多く、とても読みづらいです。

そう言えば学生の頃、英語のプリントをやってた時に問題文の日本語がおかしかったので、英語の先生に尋ねた事がありました。この『どうぞおかけになりませんか』って文章はおかしい。普通は『どうぞおかけになってください』じゃないですか?と先生に質問したら、アメリカは相手に主導権を握らせるから、これが正しいと言うのです。座りなさいと言うのは失礼に当たるのだとか。

日本語では失礼ではないのにアメリカでは失礼に当たるというのもビックリしましたが、座るかどうかは本人が決める事だから座りなさいと決められると腹が立つ人もいると先生に言われて、そんな事で腹が立つ人もいるのか…ってショック受けました。そんなわけでこの翻訳版も読みながら、実際にはこんなニュアンスなのかな?とか考えながら読んでいます。

私に翻訳版ではない本物の原作が読めたら良いのですけど、読める自信がなくて本物の原作には手が出せないです。それでも原作の意図を汲み取ろうと努力はしてますけどね。映画は原作の意図が汲み取れてない場合が多いと思います。ハリー・ポッターの映画は最悪でした。そもそも本は1冊読むのに4時間くらいかかるのに2時間の映画にする事に無理がある。半分以上、大事なシーンが端折られてしまってるから。

まあ原作も3巻くらいまでは面白かったんだけど、4巻から上下巻になってますが、長いだけで内容は薄くなってゆきます。ハリーたちも可愛げがなくなって来て、読んでてイライラしました。6巻辺りになると主役たちの思考が不快で読むのが嫌になって来てた。まあ思春期の子供なんてみんなあんなもんですよね。リアリティーを追求したのかもしれません。

私の周りは原作を読まない派が多いです。私だけ原作を読む派。原作を読まない人とは話が合いません。監督の偏見に満ちた解釈を鵜呑みにしてしまうから。原作を読めば別の意見を持つ可能性があるのに、読もうとすらしないんです。原作を読まない人は損してると思う。ジブリも原作を読んでから観ると面白くなくなりました。昔はジブリ大好きだったんだけどなぁ。今はあんまり…。

ハウルの動く城は本当に酷かった…。原作の良さをぶち壊し過ぎ。設定はすごく良いのに活かされてない。ハウルシリーズは本当に大好きなので、宮崎駿が嫌いになりました。ナウシカとかラピュタとかは良かったと思うけど、ハウルはダメダメです。原作を読まなければ嫌いにならなかったのかもしれませんが、原作の意図をあそこまで無視する監督ってどうなの?と、疑問を抱きます。

多分、人気出てしまって誰も監督に逆らえないから、調子に乗ってしまったんだと思います。間違った事してても誰にも注意されないから、あんな風に落ちぶれてしまったのかな…。昔は良い作品を生み出していた監督なので残念でなりません。個人的には魔女の宅急便が最高傑作だと思います。あの頃が一番面白かった。魔女の宅急便も原作とかなり違うそうですが、今度読んでみます。

私の理想の彼氏がトンボみたいな人なんですよ。魔女子さん!とか呼ばれてみたいわ。原作のキキはトンボにメロメロで、トンボの方が冷めてるって読んだ人からは聞いてます。私はツンデレのキキがトンボの事、本当は好きなのに素直になれないのが好きだったけど、トンボにメロメロなキキも読んでみたい!と思いましたからね。

なんか話が脱線してしまったけど、ムーミンの原作の謎の一言について、わかる人がいたら教えてくださると嬉しいです。ムーミンはアニメしか知らなかったけど、大好きな作品なので、初めて原作を読んでみたんですが、若い頃は本を読むの早かったのに、最近は読むのが遅くなって、時間かかってます。図書館で貸し出し期間延長して来た。予約がなかったら期間延長は可能なのです。